アートメイクのぎもん

アートメイクは自分で入れられる?ポイントと注意点は?

サロンやクリニックのアートメイクが気になっている人の中には、予算が足りない…と感じている人もいるのでは?アートメイクへの興味がつのるほど、「自分でも入られるかも」って思ってしまいますよね。この記事では、アートメイクを自分で入れるときのポイントと注意点について紹介します。

※当クリニックでは、見た目や安全の観点からセルフのアートメイクは推奨していません。

アートメイクは自分でできる?

近年の節約志向の高まりから、ヘアカットなどセルフで行う人が増えています。眉やアイラインなどメイク時間の短縮につながるアートメイクですが、自分で入れている人もいるようです。

アートメイクは専用の器具を使って、針で皮膚に色素を入れていきます。自宅で自分のタトゥーを行う人がいるように、アートメイクもまた自分でできるものであります。また、最近ではインターネット通販やサロンの店舗販売を通じて、アートメイクのキットが簡単に入手できる時代でもあります。セルフでアートメイクを行う人も増えてくる可能性もあるでしょう。

アートメイクを自分でする方法

セルフでアートメイクを入れるときには、いくつかの手順があります。自分でアートメイクを入れる具体的な方法は以下のようになります。

道具の準備(手彫り器)

眉やアイライン、リップラインにアートメイクを施すには、専用の器具を入手する必要があります。セルフでアートメイクを入れたい人は、手彫り専用のアートメイクキットを購入しましょう。

そのほかにも、実際にアートメイクを施すときには、以下の物品が必要になります。

消毒液

専用の針で色素を入れるアートメイクは、皮膚に傷をつけている状態です。傷のある部分から感染を起こさないように、アートメイクを施す部位の消毒に使います。

滅菌ガーゼ

アートメイクの施術中は皮膚から血がにじむため、こまめに拭き取る必要があります。ティッシュやメイク用コットンではなく、医療用の「滅菌ガーゼ」を用意するのがベター。

アートメイクを美しく仕上げるためには、施術の様子を随時チェックできる鏡が必須です。手鏡ではなく、両手が使える自立式のものを選びましょう。拡大鏡やライトアップするものなど、自分が使いやすいと感じる鏡を選んでください。

ワセリン

アートメイクを施したあとは、皮膚が炎症を起こしています。アートメイクの部分にワセリンを塗って、きちんと保護しましょう。アートメイク用に使うワセリンは、純度の高い白いワセリンがおすすめです。

人によっては、自分でアートメイクを入れる時に、麻酔クリームを塗ることもあるようです。直前になって慌てることのないように、あらかじめ必要物品を揃えるようにしましょう

セルフのアートメイクをする前に

アートメイクの必要物品を準備したら、いよいよ施術スタート…と思う人もいるかもしれません。セルフでアートメイクをするほとんどの人が、皮膚に針を刺したことがないはずです。

アートメイクを自分で入れるときは、実際に自分の皮膚に色素を入れる前に、練習することが大切です。アートメイクの練習で役立つのが、アートメイクの練習用シートを使うことです。本格的に練習したい人は、人工皮膚を使ってみるのもよいでしょう。いずれの製品も、インターネット通販で購入することができます。サロンでアートメイクのキットを購入したのであれば、練習台としておすすめの素材について、直接スタッフに聞いてみるのもよいでしょう。

眉のアートメイクをするときは、ただ塗りつぶすだけではなく、1本1本の毛並みを意識して描いていくとより自然な仕上がりになります。

セルフのアートメイクのデメリット

これまで、自分で入れるアートメイクの必要物品や手順について説明しましたが、クリニックの立場から言えば、セルフのアートメイクはおすすめできるものではありません。

自分で行うアートメイクのデメリットには以下のものがあります。

満足のいく出来になりにくい

自然な仕上がりのアートメイクにするには、ある程度の熟練が必要になります。経験ゼロの人が、セルフのアートメイクをすれば、眉が浮いたり、凹凸なラインになるなど、不自然な仕上がりになることも。

失敗してもすぐに修正できない

一度入れたアートメイクは簡単似消えるものではありません。セルフのアートメイクで失敗した場合、プロによる修正が必要になり、かえってコストがかかる恐れがあります。

トラブルが起きやすい

皮膚に傷を入れるアートメイクは、衛生・感染管理も大切になります。きちんとした知識がないと、施術部位が化膿してしまうケースも。また、手技を誤って目の角膜を傷つけてしまう可能性もあります。

色素の安全性の問題

アートメイクに必要な道具一式は、インターネットやサロンを通じて購入することができます。一方で、アートメイクで使う色素の品質が低い可能性もあります。人によっては、アレルギーを起こしてしまうこともあるので注意が必要です。

特に、眉毛の毛並みの表現やリップラインなど、アートメイクの作業は非常に細かいになります。サロンやクリニックで働いていて、施術経験がある人ならまだしも、初心者の方がセルフでアートメイクをするのは、危険がともないます。

特に、自分で行うアートメイクは健康トラブルを引き起こすリスクも高くなります。セルフでアートメイクは、くれぐれも自己責任で行うようにしてください。

アートメイクは自分で消せる?

セルフでも一応できるアートメイクですが、アートメイクを自分で消せるか気になっている人もいるでしょう。残念ながら、一度皮膚に入れた色素を自分で消すことはできません。セルフやサロンで入れたアートメイクが気に入らない場合は、除去のためにクリニックでレーザー治療や手術を受ける必要があります。

アートメイクをすぐに消す保証はないもの、セルフケアとしてピーリング化粧品を使って角質ケアをするのもよいでしょう。もともとアートメイクは色素を皮膚の表面に入れているので、新陳代謝とともに少しずつ薄くなっていきます。

ピーリングで余分な角質を取り除けば、肌のターンオーバーが短くなるので、長期的にみて、アートメイクの持続期間を短くすることができます。とはいえ、ピーリングですぐにアートメイクが消えるのではないので、やりすぎに注意してください。

アートメイクはクリニックが受けるのがおすすめ

セルフでも一応はできるアートメイクですが、仕上がりが不自然になったり、不十分なケアでトラブルが起きてしまうことも。アートメイクはサロンでも受けられますが、健康被害も生じているため、クリニックで受けるのがおすすめです。

クリニックのアートメイクでは、さまざまな技法を選ぶことができ、自分に合ったデザインにすることがあります。クリニックのアートメイクはサロンよりも費用がかかる傾向があります。

しかしながら、アートメイクの修正や安全性など、トータルでみればコストを抑えることができるはずです。

まとめ

皮膚の浅い部分に入れるアートメイクは、必要な道具を用意すれば自分でも行うことができます。一方で、セルフで行うアートメイクは仕上がりが不自然になったり、健康被害などトラブルの可能性もあります。アートメイクを入れるときは、セルフではなくクリニックで施術を受けることを検討してみましょう。